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地域包括ケアシステム推進委員会担当より

地域包括ケアシステム推進委員会担当理事の藤本です。
平成26年4月開催の第100回社会保障審議会給付費文科会の
地域包括ケアシステムの中の資料に鍼灸師の名前が明記されました。
柔道整復師、あんまマッサージ指圧師はすでに機能訓練指導員として介護保険下において
活躍されていると思いますが、鍼灸師の名前が明記されたのは初めてであります。
しかしながら名前がでただけでその実態についてはまだまだ未確定なことばかりです。

そもそも地域包括ケアシステムとは、2025年をめどに地方自治体に主軸を移し
医療、介護、介護予防、生活支援のサービスを提供しようとするものです。
当組合員はそれぞれの都道府県においてその地域の医療の一部を担っている人たちの集まりです。
そして鍼灸師においては同意書との関係上、医療機関との連携ももはや構築されております。
地域と密接した介護、医療機関との連携、鍼灸師がこの地域包括ケアシステムのなかで
活躍できることは少なくないと思います。
今、この業界のかじ取り、指導能力が問われています。2025年、看護師は60万人、
介護職は100万人不足すると予想されています。その圧倒的なマンパワー不足の中、
われわれ柔整師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師が現場において何ができるのか、
あるいは参入自体有益なことなのかそれを今後この委員会で研究していきたいと思います。

                             平成27年7月
                             北海道鍼灸マッサージ柔整協同組合
                                    専務理事 藤本 忍

 

掲載日/最終更新日 : 2015年8月7日(金)

 

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